健康経営の可能性 その2
- 康平 丸谷
- 4月12日
- 読了時間: 3分
本ブログをご覧になっていただき、誠にありがとうございます。
前回は少子高齢化が進む日本の中での健康経営の重要性についてご紹介させていただきました。今回は、健康経営の可能性について、経営的側面からご紹介させていただきます。
まず、従業員の健康がどの程度、企業の経営に影響を与えているかご存知でしょうか?
体調が優れない時の仕事のパフォーマンスを思い出してください。体調が良い時に比べてパフォーマンスが下がっていたと思います。むしろ調子が悪いので欠勤してしまったこともあるかと思います。誰もが経験があるのではないでしょうか?
そういった際に、あなたや御社の従業員の稼ぎ(生産力・労働力)はどうなっちゃうのでしょうか?

『心身の不調を抱えながら出社して業務を行う状態』を専門的にはプレゼンティーズムと言い、会社における健康関連コストのうち75%がプレゼンティーズムに起因すると考えられています。100%を絶好調とした際に、日本人の平均値は85%程度といわれています。つまり、何かしら調子が優れず15%のパフォーマンス低下を起こしていることになります。簡単に考えると、1日8時間勤務をした際に、その15%(72分)は無駄になった、あるいは余計な働きになってしまったと言えます。
一般的に割と欠勤してしまう従業員の方が目立ち、そちらの方が生産性が低いように思われます。確かに欠勤することで100%が0%になりますし、他の従業員にもタスクのシワ寄せが来て生産効率の低下を招くと考えられます。しかし会社における健康関連コストとしては、5%程度と報告されており、先述したプレゼンティーズムの方が圧倒的にコストとしては大きいと言われています。
そのため、オンジョブ(仕事の中)で健康管理・支援を行う、あるいは仕組みや環境を作り、従業員各自が健康意識を高め、健康的な従業員を増やすことが重要になります。だから健康経営が重要なのです! プロスポーツ選手が自身のパフォーマンスを高めるために健康管理をすることと一緒です!
パフォーマンスが高まれば、生産効率が上がり製造コストを下げ、利益率が上がる可能性もありますし、業務効率も上がりますので余計な残業が減る可能性もあります。
これって経営者や経理・会計の立場からしたら、良い話じゃないですか?
利益率が上がり、コストが下がれば、会社の利益が増え、従業員の給料や賞与に反映できる可能性が高まります!
しかも健康経営は、工夫次第で別段、特別なコストをかけずにも実施できるので、費用対効果は高いと思います。
まだ取り入れていないという企業様は、ぜひまずは弊社にご相談ください。
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